SEEDS #3
TECHNOROGY
断熱材サーマックスを提供
「白馬インターナショナルスクール」
断熱改修ワークショップ
2022.11.19-20
2022年9月に開校したばかりの白馬インターナショナルスクール。日本初の「サステナビリティ教育」を打ち出した全寮制の中高一貫校として、全国、そして世界各国から生徒が集まり、自然豊かな白馬ならではの独自の教育やアクティビティを展開しています。
断熱改修ワークショップの会場となったのは、白馬インターナショナルスクールの学生寮。生徒たち自らが断熱改修に取り組む前に、まずはその場に集まったスタッフ全員が自己紹介を行い、それぞれにこれから行われるワークショップの目的を確認し合いました。
初めに、イノアックが提供する断熱材「サーマックス」導入によって得られるメリットを知っていただくクイズ形式の講義を行い、質疑応答も交えて楽しく省エネ性能を理解。こうした優れた設備の環境整備がまだまだ日本では不足している現状などについても話し合われました。そののち、地元工務店の方の協力のもと生徒自らの手で断熱材施工を開始。実際に生徒たちが寝起きする3つの部屋の改修に取り組みました。
子どもたちが持続可能な社会をつくる担い手となることを目指す白馬インターナショナルスクールでは、机に向かってする学習以上に、生活の延長上にある学びを積み重ね、リアルな生活の中で必要感のあるテーマに向かって学ぶ機会を重視しています。自分たちの手で、自分たちの住む部屋の改修をするこのワークショップはそれだけに大きな意義があり、生徒たち自身にとっても楽しい2日間の改修作業となりました。
白馬インターナショナルスクールの新たな本校舎建設プロジェクトにも携わる生徒たち。どんな校舎がよいか、どんな設備であれば環境に優しい学校になるか、この度の機会が少しでもそのディスカッションのヒントになればと思います。イノアックはこのような体験機会をより多く継続的に働きかけ、白馬村の未来への共創を通じて環境貢献の意義を広めていきます。
INTERVIEW
白馬インターナショナルスクール
代表理事
草本 朋子さん
白馬インターナショナルスクールでは、自ら課題を見つけ、持続可能な未来を創るためのアクションを重ねるサステナビリティ教育を実践しています。2022年9月に開校し、最初の1学期は主に環境活動に対して問いを立て、環境や生態系に対してより良い影響をつくるためにはどうすればいいのか、生徒たちは実際の活動家とディスカッションするなど地球の本当の姿を受け止め、学びを深めました。ここ白馬村の大自然の中で遊び、体験し、学ぶからこそ、生徒は自分が自然の一部である実感を育みます。そして地域に出て活動し社会にインパクトを起こすことで、自分のアクションが社会を変えることを学びます。そうした子どもたちのポテンシャルを最大限に引き出すためには、この度のような断熱改修作業を自ら行う学びが本当に大切だと思います。
私たちの描くビジョンに共鳴いただける皆様の大きなご協力をいただき、世界の最先端の知見を積極的に取り入れながら、子どもたちの30年後、50年後の未来をより良い世界にするタネを白馬から育んでいければと思います。イノアックが白馬村で実際に行ったアクションをテーマごとにご紹介。
未来のタネをぜひご覧ください。